CTS
CTS感知や接続、動きという精密な電子部品の分野で、自動車から産業、医療、防衛まで幅広く分散した品揃えが最大の強み。一つの分野に頼らず景気の波を和らげられる。電気自動車の電池の温度を測る部品など、電動化の追い風を受ける成長分野も持つ。百年を超える歴史を持つ電子部品の中堅の立ち位置にいる。
アクセルの踏み込みを感知する部品や、電気自動車の電池の温度を測る部品、医療機器の超音波の発信子といった、感知や接続、動きに関わる精密な電子部品を作って売るのが収益の柱。自動車メーカーやその部品会社、産業や医療、防衛の機器メーカーに納める。買収で技術と品揃えを広げてきた。多くの分野に分散した部品の販売で稼ぐ構造になっている。
売上の多くを自動車に頼るため、世界の自動車生産が冷えれば打撃が大きい。電気自動車の普及が想定より遅れれば、見込んだ電池向けの部品の伸びが届かない。大手の部品メーカーや、安価な海外勢との競争は価格を圧迫する。買収を重ねた事業の統合がもたつけば、効率が落ちる。
配当を続け、自社株買いでも還元する経営。買収で技術と品揃えを広げつつ、自前の成長とのバランスを取る。自動車への依存を減らすため、医療や防衛など景気に左右されにくい分野を広げる方針が特徴になっている。
自動車の生産と、電動化、産業や医療の需要に依存する。世界の自動車の生産台数が部品の需要を支えるか、電気自動車の普及で電池向けの部品が伸びるか、産業や医療、防衛の機器の需要が保たれるか、そして大手の部品メーカーや安価な海外勢に押されないかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $764M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $552M(72%)。
開示から読める範囲では借金は軽い
- 現金・現金同等物$82M
- 他の流動資産$170M
- 固定資産$512M
- 流動負債$110M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $541M
- 売上成長率
- 5.2%
- 粗利率
- 38.4%
- 営業利益率
- 15.3%
- 純利益率
- 12.1%
- ROE
- 11.8%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $102M
- フリーCF
- $86M
- 営業CFマージン
- 18.9%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $5M
- 配当性向
- 7.3%
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