配当を出さず稼ぎを再投資する、黒字で財務も底堅い会社
過半を持つ子会社を別に上場させ、そこを通じて承認済みのがんの薬を売り出しつつ、本体では重症の治療向けの複数の候補を進めるという構えが最大の特徴。単一の候補に賭ける製薬とは異なる。がんと重症の治療の薬を手がける小型の製薬の立ち位置にいる。
薬の開発と、子会社を通じた販売が事業の柱。過半を持つ子会社が、皮膚に出る希少な血液のがんに使う、承認を得た薬を売り出し、ここから売上が立ち始めた。本体では、血管に長く入れる細い管が感染するのを防ぐ薬を、後期の試験で進める。さらに、痔の治療に塗る薬や、肺の重い炎症に向けた候補も抱える。重症の治療の分野に絞って、複数の候補を並べて進める。承認後の薬の売上で、いずれ稼ぐ構造を描く。それまでは増資で開発を続ける。
本体の看板の候補が、後期の試験で効き目を示せない弱点を抱える。子会社が売り出したがんの薬は、患者の数が限られる希少な病で、市場が小さい。重い負担となる増資や株式の併合を繰り返し、持ち分が大きく薄まる。複数の候補に手を広げる分、どれも資金が薄まる恐れもある。承認までの道のりが長く、その間は赤字が続く。上場の維持も危うい。
配当を出さず、子会社の薬の販売の支援と本体の候補の開発を優先する経営。長く率いてきた経営者が指揮を執る。子会社のがんの薬の商業化と、本体の看板の候補の試験、痔の薬の承認、増資や株式の併合による資金繰りの管理を進める。子会社の株式の保有と複数の候補の推進が、運営の中核になっている。
臨床試験の結果と、子会社の薬の売れ行き、資金繰りに依存する。本体の看板の候補が後期の試験で効き目を示せるか、子会社が売り出したがんの薬が広がるか、重い負担となる増資や株式の併合を重ねながら資金をつなげるか、そして大手の薬との争いをしのげるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $131M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $68M(52%)。
借金と支払い余力は並の水準。大きな不安はない
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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