
安定して稼ぎ、配当も出す手堅い会社
道路沿いの小型店舗列という、大手が面倒がって束ねなかった資産を全国規模で集める初めての試みが最大の強み。一区画の小ささは借り手の代替が利き、空きが埋まりやすい。無借金級で始まった財務は、金利の時代に他の不動産投資信託にない攻めの余力になっている。
幹線道路沿いの交差点にある、車で立ち寄る小型の店舗列の賃料が収益の柱。借り手はコーヒーや医療、携帯や保険の店など生活密着の業種で、一区画が小さいため賃料の引き上げが通りやすい。大型モールも食品スーパーも持たない純度の高い構成で、分離上場時に得た厚い現金で物件を買い増して稼ぐ構造になっている。
小規模な借り手は景気悪化で退去しやすく、入れ替えの手間が固定費になる。買い増し頼みの成長は、物件価格の高騰で利回りが痩せる。新しい業態ゆえ実績の浅さが評価の振れを生む。金利上昇は買い増しの資金計画と配当の評価を同時に締める。
配当を払いながら、手元の現金で小型物件の買い増しを続ける拡大の経営。借入に頼らない買収力を武器に、断片化した市場を静かに集約する。生活密着の業種に絞った借り手の選別が特徴になっている。
生活密着の店舗需要と、物件の買い増し、賃料の改定に依存する。車社会の日常消費が小型店舗の出店を支えるか、断片化した市場で物件を妥当な値段で集め続けられるか、入れ替わりの速い借り手の賃料を引き上げられるか、そして金利が配当株の評価を圧迫しすぎないかが、業績と配当を左右する大きな前提になる。
資産 $2.5B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.9B(77%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
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