CVKD
Cadrenal Therapeutics既存のHIT治療薬アルガトロバンとビバリルジンは、2000年代初めに承認されて以来、血栓の進行を抑えるだけにとどまる。CAD-1005は血小板を暴走させる免疫の引き金そのものを止めにいく設計で、20年以上動きのなかった領域に挑む。
承認薬も売上もなく、2025年12月にVeraloxから買い取った12-LOX阻害薬CAD-1005が看板になる。腎臓の悪い患者向けの飲み薬テカルファリンと急性期向けの注射薬フルネキシアンも抱え、承認まで手元資金と増資で食いつなぐ。
出血させずに血栓だけを防ぐという、さじ加減の難しい薬だ。フェーズ3で一つつまずけば計画ごと止まる。HITは患者数が少なく市場の大きさも読みにくいうえ、開発費は増資で賄うため治験が長引くほど株式の希薄化が進む。
Veraloxの資産を丸ごと買い取るような小粒の買収で候補薬を積み増しながら、CAD-1005をFDAとの対話に沿って進める。研究開発と規制対応が経営の実務そのもので、増配や自社株買いは視野にない。
CAD-1005が、2026年3月にFDAと固めたフェーズ3の道筋を実際の治験で裏づけられるかに尽きる。治験を始めるには十分な資金調達が要り、希少疾患ゆえ患者を集める難しさもついて回る。
この会社をどう読むか
ヘパリンは手術や透析で最も広く使われる血液サラサラ薬だが、まれに免疫が暴走して逆に血栓を作る。この病気ひとつにCadrenal Therapeuticsは会社の将来を賭けている。
看板のCAD-1005は2025年12月にVeraloxから買い取った候補薬で、血栓の進行を抑えるだけの既存薬と違い免疫の引き金そのものを止めにいく。2026年3月にFDAとフェーズ3の道筋を確認したばかりで、承認薬も売上もまだない。
バランスシート (要約)
資産 $4M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $3M(63%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
- 現金・現金同等物$4M
- 他の流動資産$312K
- 固定資産$7K
- 流動負債$2M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- −483.3%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$13M
- フリーCF
- −$13M
- 営業CFマージン
- —
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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