配当を出さず稼ぎを再投資する、黒字で財務も底堅い会社
サイバー攻撃からの「復旧力」を軸にした製品の評価の高さと、大企業の複雑な環境を一元的に守れる対応力が強み。ランサムウェアの脅威が企業の最優先課題になり、バックアップは攻撃前提の備えへと役割が重くなった。この追い風を受け、クラウド課金へ転換しながら成長率を高めた、データ保護の老舗の立ち位置にいる。
企業のデータを定期的に複製・保管し、障害やサイバー攻撃の際に復旧させるソフトの継続利用料が収益の柱。クラウドと自社設備にまたがるデータを一元的に守り、ランサムウェア(身代金型攻撃)からの復旧を重視した機能で差をつける。クラウド型の継続課金へ移行を進め、データ保護の基盤を提供して稼ぐ構造になっている。
データ保護の分野は競合がひしめき、新興のバックアップ専業や大手クラウドの標準機能との競争が激しい。価格競争や乗り換えで成長が鈍ると、評価が下がる。景気後退でIT予算が絞られると更新や拡張が先送りされる。古い自社設備向けの収入の減少をクラウドで補えない局面も重しになりうる。
配当を出さず、利益をクラウド型製品の開発と、復旧機能の強化、自社株買いに振り向ける経営。ランサムウェア時代の復旧需要という追い風を取り込み、継続課金への転換で収益の質を高めながら、競争の激しい市場でシェアを守って稼ぐ方針が特徴になっている。
企業のデータ保護・セキュリティ投資と、継続利用、クラウド移行に依存する。ランサムウェア対策の需要が続くか、導入企業が解約せずクラウド型へ移行するか、データ量の増加とともに課金が伸びるか、そして競合と差をつける復旧機能を保てるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $1.9B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $7M(0%)。
借金と支払い余力は並の水準。大きな不安はない
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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