まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
金属を冷たいまま圧して成形するリベットや留め具と、それを打ち込む機械を併せ持ち、百年を超える歴史を持つ家族経営という点が最大の特徴。汎用の金属加工の会社とは異なる、リベットや留め具に特化した老舗の超小型の会社の立ち位置にいる。
リベットや留め具と、それを使う機械を作って売るのが事業の柱。金属を冷たいまま圧して成形した、リベットや留め具を作り、自動車や、家電、産業の機器の組み立てに使う部品として売る。これに加え、そのリベットを自動で打ち込んで組み立てる機械も、自社で設計して作り、留め具の販売を補う。百年を超える歴史を持つ家族経営の会社で、配当を続ける。これらのリベットや留め具と組み立て機械の販売で稼ぐ構造になっている。
自動車や産業の生産の落ち込みで、リベットや留め具の需要が細る弱点を抱える。とりわけ自動車の生産の波に大きく左右される。鋼鉄などの原料の費用の上昇が、薄い利ざやを圧迫する。海外の安い留め具や、ねじや接着といった別のつなぎ方との競合もある。地味なニッチに絞るため、成長の幅が限られる。家族経営による経営の硬直性もある。
配当を続ける家族経営の堅実な経営。家族が長年率いる。リベットや留め具の製造と、それを打ち込む機械の製造、原料の費用への対応、配当の維持を進める。リベットや留め具への特化と、配当の維持が、運営の中核になっている。
自動車と産業の需要と、原料、家族経営に依存する。自動車や家電、産業の機器の生産が活発でリベットや留め具の需要が保たれるか、鋼鉄などの原料の費用を価格に転嫁できるか、リベットの販売を機械が補うか、そして家族経営の下で堅実に配当を続けられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $23M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $19M(81%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
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