安定して稼ぎ、配当も出す手堅い会社
カリブ海の島々と米国で、海水を真水に変える設備を運営し、しかも島で水道を独占的に供給する点が最大の特徴。気候変動による水不足という長期の追い風を受ける。カリブ海の島での独占の免許や、海外での卸売りの関連の出資という独自の構えを持つ。大陸の一般的な水道の大手とは異なる、カリブ海の独占と海水を真水に変える事業に特化した小型の水道の会社の立ち位置にいる。
海水を膜でこして真水に変える設備を運営し、水を供給するのが事業の柱。カリブ海の島々で、家庭や企業、政府に水道を独占的に小売りするほか、政府が持つ水道事業に卸売りもする。これに加え、他者向けに水を処理する設備の設計や建設、運営、助言のサービスや、水に関わる特殊な製品の製造も手がける。米国でも多数の水処理の設備を運営する。海水を真水に変えるには大量の電力が要る。これらの水の供給と関連の事業で稼ぐ構造になっている。
カリブ海を襲うハリケーンが、水処理の設備を直撃する弱点になる。原油や電力の価格の高騰は、海水を真水に変える費用を押し上げる。世界の大手の水道の会社がカリブ海に進出すれば、競争が激しくなる。独占の免許が、いずれ終わる時期を迎える恐れもある。他者向けの運営の契約を失うこともある。規模が小さく、効率で大手に劣る面もある。
四半期ごとの安定した配当を、二十五年を超えて続ける経営。現在の経営者が率いる。カリブ海の島での独占と、卸売り、米国での設備の運営という複数の軸で、安定した成長を狙う。気候変動による水不足という長期の追い風を受けつつ、長く続く配当を守る、小型の水道の会社の運営になっている。
観光と、水不足、電力の価格に依存する。カリブ海の島々の観光が水の需要を支えるか、米国の西部の干ばつや水不足が事業の追い風になるか、カリブ海の島での独占の免許が更新されるか、そして海水を真水に変えるのに要る電力の価格が高騰しないかが、業績を左右する大きな前提になる。気候変動による水不足が、長期の追い風になる。
資産 $258M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $222M(86%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
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