California Water Service は、カリフォルニアを中心に西部五州で水道を営む公益会社だ。
最大の強みは、半世紀を超える連続増配という、米国でも最長級の記録が示す経営の安定にある。水道という究極の必需を競争のない地域独占で供給し、百年近い歴史と五州への分散を持つ。一方で金利の上昇は安定配当株の評価をじわじわ削る。カリフォルニアの干ばつと山火事は水源と設備の費用を押し上げ、料金改定が住民の反発で削られると投資の回収が遅れる。水質規制の強化も新たな浄化費用を強いる。CWT を読むときは、料金認可と干ばつ対応、金利の動きを軸に見るとよい。

