売上が高い成長を続けている会社
中堅向けのクラウドの電話に、買収で得た基盤のソフトを通信の事業者に名前を伏せて貸し出す事業を組み合わせ、その事業者を通じて広がる網の効果を持つ点が最大の特徴。通信の業界で四十年を超える経験を持つ経営者が率いる。巨大なクラウド通信の大手とは異なる、中堅の規模と、基盤を他社に貸す独自の戦略を持つ小型の会社の立ち位置にいる。
クラウドの通信の二つの事業を併せ持つのが事業の柱。一つは、中小や中堅の企業に向けて、ネット越しの電話やビデオ、コールセンター、情報技術の運用の代行を、月額で提供する事業。もう一つは、買収で得たクラウドの通信の基盤のソフトを、世界の通信の事業者に、その事業者の名前で使える形で貸し出す事業。後者は、ソフトの使用料や保守、専門のサービスから収益を得る。多数の事業者を通じて、世界の多くの利用者を支える。これらのクラウドの通信で稼ぐ構造になっている。
巨大なクラウド通信の大手の、圧倒的な規模と価格の競争が、業績を圧迫する弱点になる。中小企業のクラウドの電話の市場が成熟し、一人あたりの単価が下がることもある。基盤を借りる通信の事業者が、自前で同様の機能を取り込めば、貸し出しの収益が減る。小規模ゆえの規模の問題や、株の売買の細さもある。競合の攻勢も逆風になる。
配当を四半期ごとに続け、自社株買いも併せて株主に還す、小型のクラウド通信としては珍しい還元の経営。通信の業界で長い経験を持つ経営者が率いる。中小の規模のクラウドの電話と、基盤を他社に貸す事業の拡大を進める。配当の継続と、中堅の規模での独自の路線が、運営の中核になっている。
中小企業の採用と、基盤を借りる事業者、競合に依存する。中小や中堅の企業がクラウドの電話を採り入れるか、買収で得た基盤のソフトを借りる通信の事業者の数が伸びるか、巨大なクラウド通信の大手との競争を乗り切れるか、そして既存の客の解約を抑えて収益性を改善できるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $78M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $64M(82%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
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