CYN
Cyngn車両を作らずソフトだけを持ち込むため、同じ設計を牽引車にもフォークリフトにも横展開できる。2025年末までにJohn Deere、G&J Pepsi、Coats Automotive、US Continentalの4社で商用配備が始まった。
車両そのものは作らず、メーカーの組み立て工程に自社の自動運転ソフトDriveModを組み込んで、工場や倉庫で無人走行する車両に仕立てる。牽引車から床磨き機、14人乗りの連絡車、電動フォークリフトまで10種類を超える車種で動かしてきた。
倉庫や工場の無人化投資は人手不足の深刻さ次第で、景気が緩めば後回しにされやすい。フォークリフト大手が自前で無人化技術を持てば、組み込んでもらう側の立場はそのまま消える。
数少ない大口顧客との実証を商用契約へ育てることに、開発費のほとんどを集中させている。特許は2025年末で24件まで積み上がったが、収入はまだそれに見合っていない。
試験導入した大口顧客が本格発注へ踏み切るかどうかで、収入の大半が決まる。車両を供給するBYDやMotrecとの提携を保てるかも、扱える車種の幅を左右する。
この会社をどう読むか
John Deere、ペプシのボトラーであるG&J Pepsi、Coats Automotive。2025年末の時点で、この会社の自動運転ソフトが実際に動いている現場の名前だ。
車両は自前で作らず、既存メーカーの組み立て工程にソフトだけを差し込む設計を選んだため、牽引車にもフォークリフトにも同じ頭脳を載せられる。裏返せば大手が自前で無人化を手掛けた瞬間に居場所を失う立場で、試験導入をどれだけ本発注へ引き上げられるかがすべてになる。
バランスシート (要約)
資産 $50M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $39M(77%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
- 現金・現金同等物$990K
- 他の流動資産$39M
- 固定資産$10M
- 流動負債$5M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $219K
- 売上成長率
- −40.5%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- −60.6%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$24M
- フリーCF
- −$25M
- 営業CFマージン
- −10766.8%
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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