DAN
Dana百年を超えて車軸という車の足腰を作り続け、悪路向けの本格四輪駆動車や大型車で外せない供給者となっている点が強み。電動の駆動装置も同じ顧客に売れる技術の地続きにあり、動力源が変わっても足回りは残る。事業を切り詰めて本業に集中し、出直しを図る老舗部品メーカーの立ち位置にいる。
自動車メーカーに納める車軸や駆動軸、変速関連の部品の販売が収益の柱。小型トラックや本格的な四輪駆動車向けに強く、大型トラックや建設機械向けの部品も手がける。車種ごとの専用設計で受注し、その車が生産される何年もの間、部品を納め続ける。採算の悪い事業を切り離し、本業の駆動部品に絞って稼ぐ構造になっている。
自動車の生産調整や商用車の発注減は、納入量の減少として直撃する。少数の大口顧客への依存は、一車種の不振や取引の打ち切りが大きな穴になる。電動化が本格化すれば、エンジン関連の部品は構造的に縮む。薄い利幅は原材料費や人件費の上昇に弱く、借入の重さも景気の谷では重荷になる。
配当を続けながら、事業の売却で得た資金を借入の返済と自社株買いに充てる、立て直し優先の経営。製品群を駆動部品に絞り、工場の統廃合と費用削減で利益率の回復を急ぐ。電動化は需要の確かな商用分野から段階的に進める方針が特徴になっている。
自動車と商用車の生産台数と、主要顧客の人気車種、コスト削減の進展に依存する。北米のトラックや四輪駆動車の生産が保たれるか、納入先の車種が売れ続けるか、掲げた費用削減を計画通り実現できるか、そして電動化への投資と既存事業の利益の均衡を取れるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $7.8B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $840M(11%)。
借金が重いか支払い余力が薄い。決算ごとの確認が必要
- 現金・現金同等物$469M
- 他の流動資産$3.4B
- 固定資産$3.9B
- 流動負債$3.3B
- 長期借入金$2.6B
- 短期借入金$615M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $7.5B
- 売上成長率
- −3.0%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 1.9%
- 純利益率
- 1.1%
- ROE
- 10.1%
- ROIC
- 2.7%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $512M
- フリーCF
- $298M
- 営業CFマージン
- 6.8%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $54M
- 配当性向
- 63.5%
DAN の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…