
DARE
Daré Bioscience一つの病気に絞る典型的なバイオと違い、避妊、不妊、更年期、膣の健康、性機能と、女性の一生をまたぐ候補群を並べている。2025年に足した503B経路も、承認を待たずに市場へ出るための抜け道として珍しい。
2021年に承認された細菌性膣症の治療薬XACIATOは、大手Organonに使用権を貸して売ってもらう形をとる。ただしそのロイヤルティ受取権は2024年にXOMAへ売却済みで、いまの手元収入にはならない。2025年からはFDA承認を待たずに503B登録の調合施設経由で供給する道も併用し、12月に外用薬DARE to PLAYを売り始めた。
避妊から更年期まで幅広く候補を抱えるぶん、開発の人手と資金が分散しやすい。承認までの道のりは長く、その間の先行販売だけでは開発費を賄いきれない。資金が細れば増資に頼るしかなく、持ち分の希薄化が進む。
FDA承認を狙う長い道と、調合薬として先に届ける短い道を、同じ製剤で同時に走らせる作り方をとる。開発費は米政府機関の助成や財団の資金、大手製薬との提携で分担し、自社の負担を軽くしている。
手持ちの候補が臨床試験で効果と安全性を示せるかが第一。加えて、承認前に売り出したDARE to PLAYがどれだけ処方されるかで、当面の現金の入りが決まる。開発を続ける資金は増資と提携先に頼っている。
この会社をどう読むか
Daré Bioscienceは避妊薬の会社にも更年期薬の会社にも見えるが、どちらでもない。女性の健康という括りの中で、大手が後回しにしてきた領域を横断的に拾う会社だ。
2021年に承認第一号のXACIATOを世に出したものの、そのロイヤルティ受取権は開発資金のためすでに手放している。だから2025年からは、承認を待つ長い道と、503B登録の調合施設を通じて先に届ける短い道を、同時に走らせる形へ切り替えた。
バランスシート (要約)
資産 $32M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $3M(9%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
- 現金・現金同等物$25M
- 他の流動資産$2M
- 固定資産$5M
- 流動負債$24M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $1M
- 売上成長率
- 10429.4%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- −471.4%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$10M
- フリーCF
- −$10M
- 営業CFマージン
- −959.6%
- 現金ランウェイ
- 約2年
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
DARE の掲示板
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