Diebold Nixdorf は、銀行の現金自動機と小売のセルフレジで世界大手の再建組だ。
最大の強みは、世界の銀行と小売に張られた据え付け機械の基盤と、その保守網にある。機械は撤去されない限り保守を生み、破綻で借金を落とした身軽さが縮む市場でも利益を絞り出す体質を支える。一方でキャッシュレス化は機械の設置台数を長期で削り、銀行の投資抑制は更新の先送りに直結する。破綻の前歴は大型契約の信用審査で影を落とし、価格競争も薄い利幅を絞る。DBD を読むときは、保守契約の維持と利幅、受注の回復を軸に見るとよい。
