まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
飲む治療とは異なり、皮膚に貼るだけで子どもにも使いやすい独自の方式が最大の強み。原因物質を血流にほとんど入れずに体を慣らす設計で、親と子の負担を抑える。食物アレルギーという有効な治療の乏しい分野で、貼り薬という形に絞って再挑戦する、フランス発のバイオの立ち位置にいる。
まだ承認薬がなく売上はほとんどない開発段階の会社で、当面の資金は新株の発行で賄う。狙うのは、皮膚に貼ることで微量のアレルギーの原因物質を取り込ませ、体を少しずつ慣らして反応を和らげる治療。主力はピーナッツのアレルギーを持つ子ども向けの貼り薬で、年齢ごとに承認の申請を進めている。承認にこぎ着けて販売することで、いずれ稼ぐ構造を描く。
主力の貼り薬の試験が失敗したり、規制当局に再び承認を見送られたりすれば、価値の大半が失われる。過去にも承認の差し戻しを経験しており、投資家の信頼は揺れやすい。すでに承認された飲む治療が子どもの市場を広げれば、先行を許す。承認まで新株の発行が続き、既存株主の持ち分が薄まる。
配当を出さず、限られた資金を主力の貼り薬の試験と承認の申請に集中させる経営。手元資金の管理を最優先に置き、規制当局との交渉を慎重に進める。年齢ごとに段階を踏んで承認を狙い、過去の差し戻しの教訓を設計に反映する方針が特徴になっている。
主力の貼り薬の試験結果と、承認、手元資金に依存する。ピーナッツアレルギーの貼り薬が試験で効き目と安全性を示せるか、規制当局の承認を得られるか、すでに承認された飲む治療との違いを示せるか、そして承認まで開発を続ける資金を保たせられるかが、株価を左右する大きな前提になる。
資産 $234M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $169M(72%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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