安定して稼ぎ、配当も出す手堅い会社
ロングアイランドとニューヨーク市という、富裕で人口の密な都市圏に深く根を張り、賃貸住宅など商業不動産への融資に特化した地盤が最大の強み。百年を超える貯蓄銀行の歴史と、合併で得た規模を持つ。権原保険の子会社も併せ持ち、ニューヨーク都市圏に密着した独自色のある地域銀行の立ち位置にいる。
ロングアイランドやニューヨーク市を中心に集めた預金を、地元の企業や個人に貸し出す利ざやが収益の柱。中でも、賃貸の集合住宅や店舗併用の建物といった商業用不動産への融資に強みを持つ。中小企業向けの融資や住宅ローンも手がける。権原保険の子会社も持つ。合併で規模を広げた百年超の貯蓄銀行系で、地縁の深い預金を元手に商業不動産融資で稼ぐ構造になっている。
ニューヨーク市のオフィスの不振が続けば、商業用不動産への融資が傷む。賃貸住宅の家賃を抑える規制が強まれば、その融資の信用が悪化する。金利の急変は利ざやと保有する債券の評価を揺らす。商業不動産に融資が偏るため、都市圏の不動産市況の悪化が業績を集中して直撃する弱さを抱える。
配当を続けながら、商業不動産と中小企業の融資、資産運用の三つを軸に堅実に稼ぐ経営。合併で得た規模を生かしつつ、選別的に成長する。ニューヨーク都市圏の不動産市況と家賃規制を見極めて、融資の質を保つことを重んじる方針が特徴になっている。
都市圏の商業不動産と、賃貸住宅の規制、金利水準に依存する。ニューヨーク都市圏の賃貸住宅や店舗の不動産が安定するか、ニューヨーク市の家賃規制が融資の質を脅かさないか、金利の変動を利ざやの管理でこなせるか、そして中小企業向けの融資の質を保てるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $15.3B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.5B(10%)。
借金が重いか支払い余力が薄い。決算ごとの確認が必要
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