景気敏感な事業で、配当も出す会社

半導体素材を手放して、医療と水という規制が厳しく参入しにくい分野に集中した点が特徴。ティベックやフィルムテックのように用途で名前が通った製品を持ち、汎用品の価格競争から距離を置いている。
医療機器やバイオ医薬向けの包装材や部品と、産業排水や海水淡水化に使う水処理の膜や樹脂が収益の柱。もう一方の柱は建材と、接着剤や摩耗対策などの産業向け素材で、こちらは景気の影響を受けやすい。
建設が冷え込むと産業側の売上が鈍る。さらに古い化学事業が残したPFAS(有機フッ素化合物)の訴訟と浄化費用が、コルテバやケマーズと分担する形で長く続いており、想定を超えると利益と評価の重しになる。
事業の切り離しを繰り返して会社を絞り込む経営。2025年に半導体素材のQnityを分離し、防護繊維のアラミド事業も売却を決めた。残った事業の利益で配当を続けながら、自社株買いにも資金を回している。
医療機器や製薬の生産量と、世界の水インフラ投資に依存する。規制の厳しい用途に深く入り込んだ製品が多く、一度採用されると切り替えにくい。建材側は住宅や非住宅の建設需要に左右される。
資産 $21.6B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $13.9B(65%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
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