
まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
35年分の技術の蓄積を、歯の矯正具や患者ごとの手術用ガイドという手堅い商売と、人の肺を印刷して移植するという遠い研究の両方に同時に注ぐ。実用と基礎研究をこれだけ離して同時に持つ会社は珍しい。
印刷機と材料、ソフト、保守の四つを売る。機器が現場に入ると材料と保守が毎年ついてくるので、一度納めた台数がそのまま後年の収入になる。
同業との値下げ合戦が続き、航空宇宙や自動車での採用が想定より遅れれば、機器の入れ替え需要が細る。立て直しが長引くほど、研究に回せる余力が先に削られる。
医療と産業の二本に絞り込み、赤字が続くなかでも研究の火は落とさない構え。答えが何年先になるか分からない賭けを抱え続けている。
新しい機器が売れるかどうかは、病院や製造業が立体印刷を工程に組み込む判断次第で、その判断は景気に合わせて後ろ倒しされやすい。赤字が続く間にどれだけ手元資金を残せるかが、動ける幅そのものになる。
資産 $522M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $240M(46%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年未満分
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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