配当を出さず稼ぎを再投資する、黒字で財務も底堅い会社
上場企業の開示の書類を作るソフトを軸に、合併の資料の共有や規制のレポートまでを一つの基盤で支える、数少ない上場の専業という点が最大の特徴。紙の印刷の物流の網も併せ持つ。開示のソフトに特化した同業や、資料の共有の専門の競合とは異なる、印刷の会社から分離した歴史と統合の基盤を持つ立ち位置にいる。
上場企業や投資の運用会社が、当局に提出する決算や合併、目論見書といった開示の書類を、正確に作って届けるのを支えるのが事業の柱。柱は、開示の書類を作るソフトや、合併の資料を関係者に安全に共有する仕組みといった、定額のソフトの提供と、書類の作成や提出を代行する役務、そして縮みつつある紙の印刷からなる。印刷の会社から分離した経緯を持つ。ソフトと役務の利用料で稼ぐ構造になっている。
売上の一部が新規の上場や合併に連動するため、市場が冷えてそれらが減ると、案件に伴う収入が細る弱点を抱える。当局が開示の負担を軽くする規制の緩和に動けば、需要の追い風が弱まる。資料を安全に共有する仕組みでは、専門の競合との価格の競争がある。開示のソフトに特化した同業との競争も激しい。紙の印刷の事業は長い目で縮み続ける。
配当を出さず、現金を自社株買いと、ソフトの事業の拡大に充てる経営。新規の上場や合併の市場の波に左右されつつ、紙の印刷から定額のソフトへ収益の重心を移すことを重んじる。買収も交えて開示のソフトの基盤を強め、資本効率を高めることに資源を割く方針が特徴になっている。
上場や合併の活発さと、規制、ソフトへの転換に依存する。新規の上場や合併が活発で、開示の書類の作成の需要が生まれるか、当局の開示の規制が複雑さを保って需要を支えるか、紙の印刷から定額のソフトへ収益の重心を移せるか、そして同業のソフトの会社との競争に耐えられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $800M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $379M(47%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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