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DHI Group機密取扱資格という参入障壁の高い層を丸ごと押さえたClearanceJobsは、汎用の求人サイトには真似しにくい。2025年の顧客の継続率もClearanceJobsが106%とDiceの94%を上回り、同じ会社の中で強さが分かれている。
企業が求人を出し続けるために払う年間の利用料が収入で、その場がDiceとClearanceJobsの2つ。2025年の更新率はDiceの72%に対しClearanceJobsが89%と開き、機密資格という狭い層を押さえた側の粘りが数字に出た。
採用市場の冷え込みが長引くと契約の更新が見送られ、解約はまず年間$15Kに満たない小口の顧客から始まる。汎用の求人サイトとの争奪に巻き込まれれば、Diceの側から先に値崩れが起きやすい。
借入をAdjusted EBITDAの1倍前後に収める目標を掲げ、人員を絞って本業の稼ぎを守る運営を続ける。政府技術系の採用管理を担うAgileATSのような小さな買い足しで、ClearanceJobs側を厚くしてきた。
IT企業と政府機関がどれだけ人を採る気でいるかで、売上の向きがそのまま変わる。2025年は技術者の採用が冷え込み、売上は前年から1割減って$128Mにとどまった。
この会社をどう読むか
DHI Groupは技術者向け求人サイトの会社に見えるが、業績を支えているのはもう一つの看板だ。政府や軍の機密情報を扱う資格を持つ人だけを集めたClearanceJobsが、それにあたる。
2025年、売上は採用の冷え込みで1割減り、最終損益は赤字に沈んだ。それでも本業の稼ぎを示すAdjusted EBITDAの利益率は25%から27%へ上がり、狭い市場に絞った看板が広い市場の看板を支えている。
バランスシート (要約)
資産 $188M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $95M(50%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
- 現金・現金同等物$3M
- 他の流動資産$22M
- 固定資産$164M
- 流動負債$55M
- 長期借入金$30M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $128M
- 売上成長率
- −9.9%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- −8.9%
- 純利益率
- −10.6%
- ROE
- −14.3%
- ROIC
- −7.2%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $21M
- フリーCF
- $14M
- 営業CFマージン
- 16.5%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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