
まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
誰でも出せる場ではなく、社内の目利きが在庫の質を見てから出品を認める点が量を売る通販と違う。20年余り前にパリの蚤の市をネットへ移すという発想から始まった経緯が、今の品揃えの偏りを説明する。
出品者から受け取る成約手数料と月々の出店料が収入で、商品そのものは手元に置かない。2024年に方針を変え、数を集めるより熱心に売る出品者だけを残す方向へ絞り込んだ。
高額品ゆえ景気の冷え込みに弱く、直近1年に買った人の数は64,300人から60,700人へ減った。出品者を絞りすぎれば品揃えが痩せ、緩めれば審査の信用が薄れるという、両側に落とし穴のある調整が続く。
商品を預からず物流だけを手配する身軽な運営で、資金は在庫ではなく買い手と出品者の質に向ける。登録者の数より、一件あたりの単価と再購入の頻度を見て手を打つ。
平均注文額は約$2,600で、買い手の懐具合がそのまま取引額に出る。プロのインテリアデザイナーである「トレード買い手」が流通総額の31%を占め、この層の常連ぶりが商売を支えている。
資産 $132M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $94M(71%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約7年分
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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