配当を出さず稼ぎを再投資する、黒字で財務も底堅い会社
著名な投資家が長年率いた、法律の新聞と裁判所向けのソフト、そして巨額の株式の投資を併せ持つ、他に類のない異色の構造が最大の特徴。利益を蓄えて投資に回す独特の哲学を受け継ぐ。裁判所のソフトは米国の多くの州に広がる。純粋な法律のソフトの競合とは異なる、新聞とソフトと投資を束ねた異色の会社の立ち位置にいる。
三つの異なる要素を併せ持つ異色の会社として稼ぐのが事業の柱。一つは、カリフォルニアなどで法律の専門の新聞や、法的な公示の広告を発行する伝統の事業。もう一つは、裁判所や検察といった司法の機関向けに、案件の管理や電子の申請を支えるソフトを月額で提供する事業で、米国の多くの州に広がる成長の柱。さらに、著名な投資家の時代から保有する巨額の株式の投資の含み損益も業績に効く。新聞とソフト、投資で稼ぐ構造になっている。
法律の新聞や公示の広告は、長い目で需要が縮み続ける構造の逆風にある。裁判所向けのソフトでは、規模で勝る専門の競合との価格と機能の争いが激しく、契約の獲得に手間取る恐れがある。株式市場が急落すれば、保有する投資の評価が下がり業績を揺らす。著名な投資家の没後、その保有株が大量に売られれば、需給の重しになる。後継の経営の不確実性も抱える。
配当を出さず、利益を蓄えて投資に回す著名な投資家の哲学を受け継ぐ経営。縮みゆく新聞の事業を受け入れつつ、裁判所向けのソフトの拡大を成長の柱に据える。保有する巨額の株式の投資を運用しながら、ソフトの契約を米国の各州へ広げることを重んじる方針が特徴になっている。
裁判所のソフト導入と、新聞の需要、株式市場に依存する。裁判所や司法の機関がソフトを導入し続けて成長の柱が育つか、縮みゆく法律の新聞や公示の広告の需要をソフトの伸びで補えるか、保有する巨額の株式の投資の評価が株式市場に支えられるか、そして著名な投資家の没後も保有株の売却が需給を乱さないかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $548M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $391M(71%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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