原油と天然ガス、そして油井から出る塩水の処理までを一つの窓口で引き受ける形を作った点で、石油だけを運ぶ中流事業者と分かれる。
原油や精製品を集め、パイプで運び、タンクに貯める役務の対価を受け取る。中身を自分で買い取らないため相場そのものには晒されず、親会社Delek Holdingsとの5年以上の契約に最低数量の約束が付いていることが収入の底を作る。
資産も顧客も親会社と一つの盆地に寄っているため、製油所の停止と地域の減産が同時に効きうる。買収を重ねた分だけ借入も増えており、分配を続ける余力が細れば真っ先に見直しの対象になる。
2022年の3Bear、2024年のH2O Midstream、2025年初のGravityと、水の処理と再利用を担う会社を続けて買っている。親会社から資産を譲り受ける道も残しつつ、外部顧客の比率を上げる方向へ資金を振り向ける。
パーミアン盆地の生産量と、親会社が持つタイラー、エルドラド、ビッグスプリングの三製油所の稼働に左右される。デラウェア側の事業は外部の生産者向けが中心で、こちらは相手先の掘削意欲そのものに連動する。
この会社をどう読むか
パーミアン盆地の井戸からは、石油やガスと一緒に大量の塩水が出てくる。この水を運び、処分し、再利用する仕事が石油と並ぶ産業になっていて、Delek Logisticsはここに買収を重ねてきた。
もともとは親会社Delek Holdingsの三つの製油所へ原油と製品を流すための会社で、いまも資産の多くはその契約に縛られている。だからこそ、外部の生産者を相手にする水の事業をどこまで伸ばせるかが、親会社の稼働に業績が引きずられる度合いを決めることになる。
バランスシート (要約)
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
- 現金・現金同等物$11M
- 他の流動資産$390M
- 固定資産$2.4B
- 流動負債$356M
- 長期借入金$2.3B
この判定で見た指標: 流動比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $1B
- 売上成長率
- 7.7%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 17.9%
- 純利益率
- 17.4%
- ROE
- —
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $237M
- フリーCF
- −$31M
- 営業CFマージン
- 23.4%
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
- 配当総額(年間)
- —
- 配当性向
- —
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