まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
新しい分子を探すのではなく、体内にすでにある酵素を組み換えで再現して薬にする道を選んだ。臨床で試された合成版のカリクレイン1は、DM199が初めてになる。
承認薬も売上もなく、活動資金は増資で作っている。主力候補のDM199は、人の体内にある酵素カリクレイン1を遺伝子組み換えで再現したもので、血管を広げて血の巡りを良くする。
FDAは妊娠高血圧腎症の試験に入る前にウサギでの追加試験を求めたが、ウサギがDM199に抗体を作ってしまい実施できなくなった。代わりの動物を探す間、開発日程は後ろへずれる。
開発の的をDM199一本に絞り、南アフリカでの妊娠高血圧腎症の試験と、脳梗塞のReMEDy2試験を並走させている。膵炎向けのDM300は後ろに置き、資金の投入を先送りしている。
アジアでは尿や豚の膵臓から採ったカリクレイン1が脳梗塞や高血圧の薬として使われており、その実績が開発の後ろ盾になっている。試験の結果が出るまで現金が持つかどうかが、もう一つの前提だ。
資産 $61M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $56M(91%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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