まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
できたてを楽しめる体験型の店という独自の魅力と、その拠点から周辺の小売やファストフードへ毎日配送する供給の仕組みが最大の特徴。看板のできたてのドーナツは強い知名度を持つ。コーヒーや他のドーナツの大手とは異なる、できたての体験と毎日の配送を組み合わせた、世界的なドーナツのブランドの立ち位置にいる。
できたての看板のドーナツを中心に、菓子やコーヒーを売るのが事業の柱。販売の道は三つで、焼きたてを楽しめる体験型の直営店、その拠点から周辺のスーパーやコンビニ、ファストフードへ毎日配送する卸し、そして包装した菓子の販売からなる。拠点の店から周辺へ毎日届ける独自の供給の仕組みを取る。米国を中心に、英国やメキシコ、日本など海外にも展開する。ドーナツと菓子、飲料の販売で稼ぐ構造になっている。
卸しの最大の取引先だったファストフードの大手が取り扱いを縮小し、成長の前提が揺らいだ弱点を抱える。米国のドーナツの需要が冷えれば、販売が細る。体験型の店の出店の鈍りも逆風になる。コーヒーやドーナツの大手との棚と価格の争いも激しい。小麦や砂糖、人件費の上昇は採算を圧迫する。大株主の投資会社の株の売却も需給の重しになる。
配当を続けながら、卸しの最大の取引先との取引の見直しに対応し、体験型の店の出店と、周辺への毎日の配送の網の拡大を進める経営。大株主の投資会社の支配のもとで、原料の費用を管理する。できたての体験と毎日の配送という独自の仕組みを生かして、卸しの取引の立て直しを図る方針が特徴になっている。
ドーナツの需要と、大口の卸し先、出店に依存する。ドーナツや甘い菓子の需要が保たれるか、卸しの最大の取引先であるファストフードの大手との取引が続くか、できたてを楽しめる体験型の店の出店を進められるか、そして小麦や砂糖、人件費の費用を抑えられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $2.6B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $650M(25%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年未満分
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