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Healthpeak Properties2024年3月にPhysicians Realty Trustと合併して医療オフィスビルを299棟まとめて取り込み、この分野の規模で他をはっきり引き離した。病院グループとの長い付き合いと、ラボという用途特化の建物を同時に持てる会社は多くない。
病院やクリニックが入る医療オフィスビルと、製薬・バイオ企業が使う研究施設(ラボ)を貸し出す賃料が収入源。2025年の部門別の調整後純営業利益(NOI)は医療オフィスが$796M、ラボが$567Mで、高齢者施設の$177Mがそれに続く。
研究投資が冷え込めばラボの空室が増え、新築の供給が重なれば賃料そのものが下がる。金利が上がると資金調達の費用がかさむだけでなく、保有物件の評価額も目減りする。
高齢者施設34棟(10,422戸)をJanus Livingという新会社に移し、2026年前半の株式公開を目指している。ただし過半の持分は手元に残して外部運営者も務めるため、切り離すというより看板を分ける再編に近い。
製薬・バイオ企業の研究投資が続いてラボの需要が伸びるかと、医療オフィスの入居率を保てるかで決まる。借り手の偏りもあり、HCA Healthcare一社が全体の賃料収入の7%を占める。
この会社をどう読むか
Healthpeak Propertiesが持つ689棟のうち、507棟は病院やクリニックが入る医療オフィス、145棟は製薬・バイオ企業が使うラボだ。残る34棟の高齢者施設は、いま別会社へ移す作業の途中にある。
移し先のJanus Livingは2026年前半の株式公開を目指すが、過半の持分は手元に残し、運営も引き受け続ける計画になっている。完全に手を離すのではなく、性格の違う資産を別の器に入れて評価を分ける狙いだと読むほうが近い。
バランスシート (要約)
資産 $20.3B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $7.5B(37%)。
同業の平均並みの水準。大きな不安はない
- 現金・現金同等物$467M
- 長期借入金$9.8B
この判定で見た指標: 自己資本比率・D/E。在庫や売掛を持たない賃貸業のため流動比率は判定に使わず、借入の重さは同業の D/E の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $2.8B
- 売上成長率
- 4.5%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- 2.5%
- ROE
- 1.0%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $1.3B
- フリーCF
- $357M
- 営業CFマージン
- 44.4%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $849M
- 配当性向
- 1190.1%
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