DOMH
Dominari Holdings1967年設立のSpherix、次いでAIkido Pharmaという創薬会社の看板を畳み、ウォール街の証券会社を丸ごと買って生まれ変わった経歴を持つ。
傘下のDominari Securitiesが、富裕層から預かった資産の運用手数料と、企業の資金調達を助ける投資銀行業務の手数料で稼ぐ。証券売買の仲介料も収入に加わる。
相場が冷えれば投資銀行の手数料は真っ先に細り、規模が小さいぶん大口案件の有無で数字が大きく上下する。金融業に転じてまだ数年で、実績はこれから積む段階にある。
2025年12月に1株$0.432の特別配当を宣言し、翌年1月に支払った。ふだんの資金は人材の確保と資産運用業務の拡大に向けている。
企業の資金調達が活発かどうかと、預かり資産が増えるかどうかで手数料の総額が決まる。主な収益源のアドバイザーが抜ければ、担当していた顧客も一緒に出ていく。
この会社をどう読むか
Dominari Holdings という社名が付いたのは2022年で、その前は抗がん剤や抗ウイルス薬の特許を抱えるバイオテック企業だった。旧パイプラインの整理は今も続くが、会社の重心はすでに証券会社Dominari Securitiesへ移っている。
2025年末には、保有していたビットコイン採掘会社American Bitcoinの株式を$32.4Mで売る契約を結び、翌年1月に代金を受け取った。医薬品の特許から証券業、暗号資産関連の持ち株まで、この会社の資産の中身は数年ごとに入れ替わる。
バランスシート (要約)
資産 $113M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $69M(61%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
- 現金・現金同等物$34M
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $123M
- 売上成長率
- 487.0%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- −45.3%
- 純利益率
- −18.2%
- ROE
- −32.3%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $23M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- 18.5%
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
- 配当総額(年間)
- $12M
- 配当性向
- —
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