まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
富裕層の資産運用や、投資銀行、証券の売買を子会社で束ね、医薬の事業から金融へ大きく転じた経緯が最大の特徴。とはいえ、まだ小さく実績の積み上げの途上にある。規模に勝る金融機関とは異なる、複数の金融のサービスを束ねる超小型の金融の持株会社の立ち位置にいる。
金融のサービスを子会社を通じて手がけるのが事業の柱。富裕層や個人の資産の運用や、財産の計画の助言、株や債券の売買の仲立ち、企業の資金調達を助ける投資銀行の業務、資産の運用を、複数の子会社を通じて提供する。助言や仲立ちの手数料、運用の報酬、資金調達の手数料が収入になる。元は医薬の事業を抱える会社だったが、それを段階的に畳み、金融のサービスへ大きく転じた。これらの金融のサービスの手数料で稼ぐ構造になっている。
相場の悪化や、企業の資金調達の冷え込みで、手数料の収入が一気に細る弱点を抱える。小さな金融の会社ゆえ、案件の有無で収益が大きく振れる。稼ぎ頭の人材が、より良い条件を求めて去ることもある。金融の規制や、不適切な勧誘を巡る監督も厳しい。経営に関わる著名な人物を巡って、評判が政治的に割れる面もある。転じたばかりで、実績の積み上げが乏しい。
配当を出さず、金融のサービスの拡大と人材の確保を優先する経営。転換後の経営者が率いる。富裕層の資産運用や、投資銀行、証券の売買の運営と、人材の確保、規制への対応を進める。医薬から金融への転換と、金融のサービスの拡大が、運営の中核になっている。
資金調達の活発さと、預かり資産、人材に依存する。企業の資金調達や、投資の取引が活発で手数料の機会が増えるか、富裕層の預かりの資産を増やせるか、稼ぎ頭の人材を確保できるか、そして金融の規制をこなしつつ成長を続けられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $113M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $69M(61%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
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