売上が高い成長を続けている会社
工場の補修部品、電子の試験機器、製造業向けの部品供給という、専門性の高い三つの分野の卸を束ね、在庫の管理まで担う点が最大の特徴。汎用の巨大な卸とは異なり、専門の分野に特化する。買収を重ねて事業を取り込み、まとめて磨く成長の手法を取る、専門分野に強い産業用品の卸の立ち位置にいる。
産業の現場で使う、専門性の高い部品や用品を卸すのが事業の柱。柱は三つで、工場の補修に使う細かな留め具や用品の卸、電子機器の試験や測定の機器の卸、そして航空や防衛などの製造業に部品をそろえて供給する事業からなる。単に売るだけでなく、在庫の管理や、必要な部品を組み合わせて届ける手間のかかる役割も担う。三つの専門の卸の販売で稼ぐ構造になっている。
産業の活動は景気に左右され、製造業が設備や補修の支出を絞ると需要が細る弱点を抱える。三つの会社を統合した相乗効果が、思うように出ない恐れもある。買収を重ねて膨らんだ借入が重く、金利の負担として経営を縛る。産業用品の卸には、規模で勝る巨大な競合がひしめく。関税や供給網の混乱も採算を揺らす。
配当を出さず、現金を自社株買いと、買収で膨らんだ借入の返済に充てる経営。三つの会社を統合した相乗効果の実現と、選んだ買収による事業の取り込みを重んじる。専門の分野に特化した卸という強みを生かしつつ、買収を重ねて成長を買い、統合と借入の管理を進める方針が特徴になっている。
産業の需要と、買収、統合に依存する。工場や製造業の活動が活発で補修部品や用品の需要が続くか、航空や防衛、エネルギーの設備投資が保たれるか、買収で取り込んだ事業をうまく束ねて相乗効果を出せるか、そして買収で膨らんだ借入を返せるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $1.7B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $649M(37%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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