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Deswell Industriesプラスチック成形と音響機器の組み立てという、畑違いに見える二つの受託製造を一つの会社が同じ工場群で抱えている点が珍しい。法人籍、本社機能、生産拠点がそれぞれ別の土地にまたがる構造も、同業には少ない。
樹脂を型に流し込んで作るプラスチック部品と、業務用の音響機器やその基板を組み立てる電子製品という、性質の異なる二つの受託製造を広東省の自社工場で手がける。どちらも他社ブランドの製品を注文どおりに作って納める仕事で、自社の看板商品は持たない。
受託製造は注文主の都合に沿う仕事のため、顧客の製品が売れなければ発注そのものが細る。より安い工場へ切り替えられる危険は常にあり、香港生まれで中国に工場を置く構造は、米中の関係や関税の動きにも揺さぶられる。
顧客の仕様どおりに作って納める受託の姿勢を、1987年の創業以来変えていない。配当を続けながら、広東省の工場設備に地道な投資を重ねる運営だ。
注文主が自社ブランド品をどれだけ売るかで、工場の稼働がそのまま決まる。中国の人件費や材料費が上がっても、値上げを飲ませられるかどうかは相手の都合次第だ。
この会社をどう読むか
法人籍は英領バージン諸島、本社機能はマカオ、工場は中国広東省の東莞。Deswell Industriesは、会社を構成する要素がそれぞれ別の土地に置かれている。
1987年に香港で創業し、1990年に人件費の安い中国へ製造を移した名残だ。手がけるのは、樹脂を型で成形するプラスチック部品と、業務用の音響機器や基板を組み立てる電子製品という畑違いの二つの事業だ。どちらも注文主の売れ行きに稼働を握られる下請けの立場は変わらない。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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