まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
前身は大企業のデータセンターの資産管理を手がけていた会社で、2015年の合併で鉄道の画像認識に軸足を移した経緯がある。いま進める小型データセンターは、その古い出自へ戻る動きとも読める。
鉄道会社向けに、走行中の車両を高速で撮影して異常を検知する検査ポータルを据え付け、その運用と保守で稼いできた。2024年からはDuos Edge AIが大手の手薄な中小都市に小型データセンターを建てて貸し、Duos Energyがその電気を自前で起こす事業を加えた。
84人ほどの陣容で性格の違う三事業を同時に立ち上げる負担は重い。鉄道側は検査ポータルの設置が客の都合で遅れて売上が立たない年もあり、データセンターの埋まりまで遅れれば資金調達に追われる。
手堅いが小さい鉄道事業を残したまま、その上に資金のかかる新事業を積み増す形を選んでいる。株主に返す段階にはなく、稼いだ分も調達した分も三本柱の立ち上げに回している。
鉄道会社が自動点検を使い続けるかという従来の前提に、小型データセンターが継続課金の契約に育つかという新しい前提が重なった。後者は一つ建てるたびに資金が要るため、調達の巡り合わせにも左右される。
資産 $63M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $49M(77%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年未満分
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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