安定して稼ぎ、配当も出す手堅い会社
二つの大きな情報サービス会社の合併で得た、世界の大企業の基幹システムを運用する規模と、六十を超える国に広がる体制が最大の強み。古い大型計算機の保守や、保険会社向けの専用ソフトという、容易に置き換えにくい領域を握る。人工知能やクラウドへの移行支援を加え、立て直しを進める情報サービス大手の立ち位置にいる。
世界の大企業と契約し、基幹システムや古い大型計算機の保守、社内の情報基盤の運用、クラウドへの移行、保険会社向けの専用ソフトなどを請け負うのが収益の柱。二つの大きな情報サービス会社の合併で生まれた。数年単位の長期契約が中心になる。古い設備の保守という安定収益と、人工知能やクラウドへの移行支援を組み合わせ、立て直しを進めながら稼ぐ構造になっている。
古い大型計算機の保守という安定収益は、クラウドへの移行が完了すると先細る構造的な逆風にある。長年の売上減が続き、立て直しが遅れれば評価が定まらない。インドや欧米の巨大な情報サービス会社との競争は厳しい。長期契約の失注や、人工知能による業務の自動化で従来の役務が縮む恐れもある。
配当を続けながら、長年の売上減からの立て直しに集中する経営。費用の削減と長期契約の維持を重んじる。古い設備の保守の安定収益を土台に、人工知能やクラウドへの移行支援や保険向けソフトという成長分野へ資源を振り向ける方針が特徴になっている。
企業の情報投資と、立て直しの進捗、長期契約に依存する。大企業が情報システムの運用を外に任せ続けるか、長年の売上減からの立て直しが進むか、長期契約を更新し新規に獲得できるか、そして人工知能やクラウドへの移行の支援を伸ばせるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $12.9B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $2.9B(23%)。
借金と支払い余力は並の水準。大きな不安はない
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