まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
隙間の医療機器という本業に、手元の資金での株式の運用を組み合わせ、半世紀を超えて創業家が経営するという、医療機器の会社にはあまり例のない構えが最大の特徴。地に足のついた事業だけの会社とは違う。血液の量を測る機器と投資の運用を併せ持つ家族経営の超小型の会社の立ち位置にいる。
血液の量を測る医療機器と、手元の資金の運用の二つで稼ぐ。心不全や重症の患者では、体内の血液の量を正確に知ることが治療に重要になる。その量を測る独自の機器と、測定のたびに使う使い切りの薬を売り、繰り返しの収入を得る。血液や精子を冷凍保存するサービスも手がける。これに加え、手元の資金で株式を運用し、その利益も得る。半世紀を超える歴史を持つ。これらの医療機器の販売と運用の利益で稼ぐ構造になっている。
血液の量を測る需要が縮むと、医療機器の事業が細る弱点を抱える。使い切りの薬の繰り返しの収入が鈍れば、稼ぎが落ちる。手元の運用の株式の相場が急落すれば、評価が大きく振れる。投資の会社とみなされる規制を巡り、当局から指摘を受けた経緯もある。創業家の経営で、世代の交代がうまくいくかの懸念もある。会社の規模が極めて小さい。
配当を出さず、医療機器の販売と手元の資金の運用を併せて進める家族経営。創業者が率いる。血液の量を測る機器の改良と、使い切りの薬の販売、冷凍保存のサービス、手元の資金の運用、投資の会社とみなされる規制への対応を進める。医療機器と運用の組み合わせが、運営の中核になっている。
血液の量の測定の需要と、運用の成績、規制に依存する。心不全や重症の患者の血液の量を測る需要が保たれるか、使い切りの薬の繰り返しの収入を積み上げられるか、手元の運用の株式の相場が崩れないか、そして投資の会社とみなされる規制をうまくさばけるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $86M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $36M(42%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年未満分
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