配当利回りが高く、配当で株主に報いる会社
自ら最終顧客を持たないという選択が、この会社の形を決めている。取次と客を奪い合わない立場だからこそ販売網に深く食い込め、同業を買い足しながら20州の工場網へ広げてきた。
20州に56の工場を構え、伝票や封筒、タグ、ラベルを作る。作るもののおよそ94%は客の仕様に合わせた別注品で、独立系の印刷業者やダイレクトメール会社、広告代理店といった取次に卸す。競合の印刷会社にも供給している。
電子化が進むほど紙の伝票への需要は細っていく。取次が廃業したり他社に乗り換えたりすれば販路ごと失い、紙とインクの値上がりは薄い利幅を直に削る。
縮む市場を前提に、小規模な同業を買っては工場網とブランドに束ねる形で規模を保つ。減った分を買収で埋めながら、配当は出し続けている。
売り先が最終顧客ではなく取次であるため、その取次網が生きているかどうかが商売の生命線になる。紙の帳票そのものへの需要が電子化のなかでどこまで残るかが、その上に乗るもう一段の前提だ。
資産 $357M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $309M(87%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
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