配当を出さず稼ぎを再投資する、黒字で財務も底堅い会社
麻薬の過剰摂取を救う点鼻薬と、炭疽や天然痘に備える政府向けのワクチンや薬、そして受託の製造という三つの事業を束ねる点が最大の特徴。麻薬の救急の市販薬と、政府の調達に依る備えの薬、受託を組み合わせる。一つの薬に賭ける一般のバイオとは異なる、救急の市販薬と政府の調達、受託を束ねる小型の会社の立ち位置にいる。
公衆衛生の脅威に備える製品やサービスを提供するのが事業の柱。三つの事業からなり、一つは麻薬の過剰摂取を救う点鼻薬で、薬局などで広く売られる主な収益源。もう一つは、炭疽や天然痘といった、化学や生物の脅威に備えるワクチンや薬で、米国政府の備蓄の調達が主な客になる。三つ目は、他社の薬の開発や製造を請け負う受託の事業。政府との契約や補助金も収入になる。これらの製品と受託で稼ぐ構造になっている。
米国政府の備蓄の調達の予算が縮めば、ワクチンや薬の事業が細る弱点になる。麻薬の過剰摂取を救う点鼻薬には、後発の安い競合が現れ、市場の争いが激しい。受託の製造でも競合がいる。事業の再編の実行が遅れたり、重い借入の負担、手元の資金の枯渇、増資による持ち分の希薄化も逆風になる。
配当を出さず、麻薬の過剰摂取を救う点鼻薬の販売と、政府向けのワクチンや薬の契約の獲得、受託の製造の拡大を進めつつ、事業の再編と借入の削減を続ける立て直し期の経営。現在の経営者が率いる。費用を削り、手元の資金を管理する。三つの事業の運営と、再編の実行が運営の中核になっている。
政府の予算と、点鼻薬の市場、立て直しに依存する。米国政府の備蓄や生物の脅威への備えの調達の予算が保たれるか、麻薬の過剰摂取を救う点鼻薬の市場で売上を保てるか、後発の安い競合に押されずに済むか、そして進める事業の再編と借入の削減が順調かが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $1.3B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $523M(40%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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