EG
Everest Group再保険と元受けの損害保険の両方を持ち、料率の良い分野へ機動的に引き受けを振り向けられる点が強み。世界中のリスクを引き受ける規模と、災害リスクを評価する専門性を持つ。料率が上昇する局面では積極的に引き受けて稼ぎ、運用益も合わせて収益を厚くできる立ち位置にいる。
保険会社が抱える災害や事故のリスクを引き受ける再保険と、企業向けの損害保険(元受け)の引き受けが収益の柱。保険料を集めて支払いを抑えた差で稼ぎ、加えて預かった保険料を運用して得る利益も大きい。再保険と元受けの両方で、リスクを評価して引き受けることで稼ぐ構造になっている。
大型のハリケーンや地震など自然災害が相次ぐと、再保険・損害保険の支払いが膨らんで利益を圧迫する。再保険は巨大災害の影響を集中的に受けやすい。保険料率が下がる局面では引き受けの採算が悪化し、金利の低下による運用益の減少も、収益の重しになりうる。
安定した配当を出しつつ、料率が良い時に積極的に引き受け、悪い時は抑える規律を保つ経営。再保険と元受けを機動的に組み替え、自然災害のリスクを管理しながら、料率上昇局面を捉えて引き受けと運用の両面で稼ぐ力を高める方針が特徴。
保険料率の動向と、自然災害による保険金支払いの規模、運用環境に依存する。料率が高く採算の良い局面で積極的に引き受けられるか、自然災害の支払いを見込みの範囲に抑えられるか、そして預かった保険料の運用環境が、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $62.5B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $15.5B(25%)。
自己資本比率は同業の中央値を上回る
- 現金・現金同等物$1.3B
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $17.5B
- 売上成長率
- 1.2%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- 9.1%
- ROE
- 10.3%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $3.1B
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- 17.5%
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
- 配当総額(年間)
- $335M
- 配当性向
- 21.1%
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