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Eldorado Gold金だけでなく銅も産出する設計のスクリエスを持つ点、そしてトルコとギリシャという金鉱山としてはやや珍しい地域に的を絞る点が、他の金鉱山会社との違いになる。
いま金を生んでいるのは、トルコのクシュラダーとエフェムチュクル、ギリシャのオリンピアス、ケベックのラマークといった稼働中の鉱山だ。建設中のスクリエスは金と銅の精鉱を出す設計で、金相場だけに寄りかからない収入源を足そうとしている。
トルコは物価と通貨が不安定になりやすく、ギリシャでは大型開発が許認可や地元の反対で長く止まった過去がある。金や銅の相場が下がれば、開発中の投資回収が遠のく。
手元資金は配当ではなくスクリエスの建設に向かい、既存鉱山からの産出がその費用を支える形をとる。欧州復興開発銀行のような公的な出資者を株主に迎え入れる資金の集め方も、この会社らしさになる。
金と銅の相場、そしてスクリエスの開発が予定どおり進むかに依存する。同プロジェクトは€680Mの融資枠と欧州復興開発銀行からの出資で資金を賄っており、開発の進捗が財務の健全性に直結する。
この会社をどう読むか
トルコ、ギリシャ、ケベック。金鉱山会社としては珍しい組み合わせの三か所に、Eldorado Gold の鉱山は散っている。なかでも建設中のギリシャのスクリエスは、金と銅の精鉱を同時に出す設計になっている。
その建設費は€680Mの融資枠と、株主として迎えた欧州復興開発銀行の出資で賄ってきた。一方でトルコの鉱山は物価や通貨の不安定さと隣り合わせにあり、ギリシャの開発も許認可をめぐって長く足踏みした過去を持つ。地理を散らして得た安定と、その地理自体が抱える不安定さが、同じコインの表と裏になっている。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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