Eledon Pharmaceuticals は、臓器の移植で起こる拒絶の反応を抑える独自の抗体を開発する臨床段階のバイオだ。
最大の特徴は、同じ種類の抗体で過去に問題になった血栓の合併症を設計の工夫で避けつつ、一つの候補で腎臓や膵臓、動物の臓器の移植、運動の神経の病まで複数の領域を狙う点と、大手の投資ファンドの支援にある。一方で看板の候補の後期の試験の失敗が最大の弱点で、標準の免疫の抑制薬との差別化の難しさ、血栓の合併症の再燃、動物の臓器の移植の倫理や規制の壁、同じ経路の競合、資金繰りと希薄化も弱みになる。ELDN を読むときは、臨床試験の結果と既存薬との差別化、資金繰りを軸に見るとよい。
