Elme Communities は、ワシントン近郊とアトランタで、中間の所得の層向けの賃貸の集合住宅を運営する小型の不動産投資法人だ。
最大の特徴は、ワシントン近郊とアトランタの二つの都市に集中し中間の所得の層向けの集合住宅に特化する点と、米国でも最古級の不動産投資法人がオフィスや小売を売却し集合住宅に専念する形へ転換し自らを作り直した点にある。一方で政府の効率化によるワシントンの連邦政府のオフィスの縮小が弱点で、アトランタの新築の過剰な供給による家賃の下落、金利の高止まり、集合住宅への評価の低下、配当の維持の圧力も弱みになる。ELME を読むときは、ワシントンの雇用とアトランタの人口流入、金利を軸に見るとよい。