景気敏感な事業で、配当も出す会社
ひとつの主力製品を持たず、鍵から車載カメラまで顧客層の違う小事業を並べて景気の波を打ち消す構えを取る。北米とアジアに14の拠点を置き、規模ではなく用途の幅で守っている。
商用車と物流の現場で使う部品を、性格の異なる子会社が別々の相手に納める。鍵やラッチを手がける Eberhard、大型トラックのミラーとカメラの Velvac、繰り返し使う搬送容器と成形型の Big 3 Precision が並ぶ。
商用車と製造業の景気が沈むと、抱える多くのニッチの需要が同時に細る。原料高を製品価格に載せられなければ利幅が縮み、単一分野に集中する専業メーカーとの価格勝負でも押されやすい。
採算の合わない事業は売り、残した事業に人と金を寄せる選別を繰り返す。経営陣の採用でもコスト規律と判断の速さを条件に挙げており、規模の拡大より現金の生み方を先に置く。
取引先である商用車や産業機械のメーカーの生産計画と、鋼材など原料の値動きで採算が動く。2025年4月には Big 3 Mold の ISBM 部門を手放しており、抱える事業の入れ替えは今も続いている。
資産 $217M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $125M(58%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
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