Eastman Chemical は、樹脂や添加剤、繊維など、製品に高機能を与える特殊な化学品を作る大手だ。
強みは、汎用品ではなく製品に高機能を与える特殊な化学品に重点を置き、技術で差をつけて高い利益率を狙える点にある。幅広い産業に分散した顧客を持ち、特定の市況への依存を抑えられる。使用済みプラスチックを化学的に再生する事業にも先行投資する。一方で景気後退で製造業の生産が落ちると需要が連動して鈍り、原料価格の上昇を転嫁しきれないと利益率が圧迫される。汎用品に近い分野での値崩れや再生事業の投資負担も重しだ。EMN を読むときは、製造業の生産と特殊化学品の需要、原料価格と再生事業を軸に見るとよい。
