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Enveric Biosciences幻覚成分をそのまま治療に使う先行企業とは逆に、幻覚だけを外した誘導体を100万通りの候補から選び出す設計を採る。
売上はない。自前の化合物ライブラリPsybraryには20の特許ファミリーがあり、請求の範囲は100万通りの分子構造に及ぶ。うち1,000種類超を実際に合成し、数百種類を受容体への結合などでふるいにかけた。そこから選ばれたEB-003が短期の毒性試験を終え、IND申請に向けた安全性薬理と長期毒性の段階へ進もうとしている。
EB-003はまだ人に投与されていない。幻覚を伴う既存の関連薬のほうが臨床データを先に積んでおり、非幻覚性という売りを証明できなければ出遅れが固定する。
商標PsyAIの売却先を2025年8月末まで募ったが条件の合う相手が現れず、保有を続けている。非中核の資産を整理しながら、EB-003の一本に資源を寄せる構えだ。
EB-003が申請前の安全性試験を抜け、ヒトでの初回投与に進めるかどうかで先が決まる。幻覚を伴わずに効くと示せること、そこまで資金がもつことも同時に要る。
この会社をどう読むか
Enveric Biosciencesが持つのは、薬そのものではなく候補の山だ。前身のMagicMedから引き継いだPsybraryというライブラリには、100万通りの分子構造を対象にした特許が並ぶ。
そこから1,000種類超を合成し、数百種類をふるいにかけて残ったのがEB-003で、DMTから幻覚作用を外した誘導体にあたる。まだ人に投与された実績はなく、幻覚なしで効くと示せるかどうかに、この会社の値打ちのほぼすべてが乗っている。
バランスシート (要約)
資産 $5M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $4M(82%)。
開示から読める範囲では借金は軽い
- 現金・現金同等物$5M
- 他の流動資産$259K
- 固定資産$159K
- 流動負債$918K
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- −210.0%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$8M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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