Enveric Biosciences は、幻覚を起こす成分を手本にしつつ、幻覚のない形に作り替えた化合物で、不安やうつを狙う超小型の臨床段階のバイオだ。
最大の特徴は、幻覚を起こす成分を手本にしつつ、幻覚のない形に作り替えた化合物で心の病に挑み、その化合物を数百集めた独自の化合物群を次の候補探しの土台にする点にある。一方で初期の試験で幻覚を起こさずに効くと示せないことが弱点で、幻覚を伴う成分で先んじる競合、既存の心の薬との差の示しにくさ、何度も的を変えた信頼の乏しさ、株式の併合と希薄化も弱みになる。ENVB を読むときは、臨床試験の結果と幻覚のない効き目の証明、資金繰りを軸に見るとよい。