EP
Empire Petroleum探鉱のリスクを取らず、既に掘られた地層のデータを読み直して追加の生産層を探すという一点に徹している。ノースダコタでは5本の垂直パイロット井から、新たに3つの主要な対象層を確認した。
収入はすべて、買い取った既存油田から出る原油と天然ガスの販売。柱はニューメキシコ州リー郡に約709坑を持つ子会社とノースダコタ州の子会社で、テキサスとルイジアナにも生産資産がある。
買っているのは既に生産のピークを過ぎた資産ばかりで、手を入れても自然減退そのものは止められない。価格が下がれば増産投資が先に削られ、生産量は落ちるに任せることになる。
掲げる戦略は、坑井の生産を安く最適化し、単位あたりの費用を下げ、生産の読める既開発資産だけを買うこと。新しい鉱区を当てにいくという話は出てこない。
原油と天然ガスの値段が、坑井や設備に手を入れるコストに見合うかどうかで作業が進んだり止まったりする。買収候補も、生産の落ち方が読める枯れた油田に絞っている。
この会社をどう読むか
石油会社と聞けば、新しい油田を掘り当てる姿を思い浮かべる。1985年設立の Empire Petroleum が買うのは、生産が緩やかに落ち続けている既開発の油田ばかりだ。
象徴的なのがノースダコタ州のStarbuckフィールドだ。2024年に終えた増進回収のプログラムでUpper Charles層に13坑を並べ、2025年を通じて生産量を押し上げた。テキサス州のFort Trinidadフィールドでも、2024年末に始めた生産再開のプログラムを2025年に完了している。
バランスシート (要約)
資産 $66M を負債が上回る債務超過の状態。
負債が資産を上回る債務超過。本業から入る現金もマイナスで、増資や資金繰りに注意
- 現金・現金同等物$1M
- 他の流動資産$7M
- 固定資産$58M
- 流動負債$24M
- 長期借入金$1M
- 短期借入金$641K
この判定で見た指標: 自己資本比率・利息カバー率 (営業利益が支払利息の何倍か)・FCF/有利子負債 (自由に使える現金で借金の何割を1年で返せるか)。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $34M
- 売上成長率
- −21.6%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- −208.5%
- 純利益率
- −210.7%
- ROE
- —
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$4M
- フリーCF
- −$4M
- 営業CFマージン
- −11.5%
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
EP の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…