
事業は安定寄りだが財務に注意点が残る、どの型にも寄り切らない中間型
髭剃りと日焼け止め、生理用品という、巨大な大手が手厚く競う分野で、二十を超えるニッチなブランドを束ねる中規模の立ち位置が最大の特徴。かみそりでは世界で二番手の地位を持つ。巨大な日用品の大手とは異なる、複数のニッチなブランドを組み合わせた品揃えで、特定の棚を押さえる日用品の会社の立ち位置にいる。
暮らしに身近な衛生と身だしなみの日用品を作り、売るのが事業の柱。柱は三つで、髭を剃るかみそりやシェービングの製品、日焼けを防ぐ日焼け止めや男性向けのスキンケア、そして生理用品からなる。かみそりでは世界で二番手の地位を持つ。電池の会社から分離して独立した経緯を持ち、二十を超えるブランドを束ねる。量販店やドラッグストアを通じて販売する。これらの日用品の販売で稼ぐ構造になっている。
かみそりでは圧倒的な最大手と、ネットで安く売る新興のブランドの両方から挟み撃ちにされ、シェアが縮む弱点を抱える。日焼け止めでも大手の化粧品の会社との競争が激しい。生理用品の市場は長い目で縮む。景気が冷えると、量販店の安い自社ブランドへ需要が流れる。買収で膨らんだ借入や、原料費の上昇も採算を圧迫する。
配当を安定して出し、増配も続けながら、自社株買いも併用する経営。電池の会社から分離した後、二十を超えるブランドの品揃えを束ねて運営する。選んだ買収と、買収で膨らんだ借入の削減、株主還元の両立を図りつつ、巨大な大手と新興に挟まれる市場で粘る方針が特徴になっている。
日用品の需要と、ブランドの力、原料費に依存する。髭剃りや日焼け止め、衛生用品の需要が保たれるか、巨大な大手や新興のブランドとの競争でシェアを守れるか、量販店やドラッグストアの棚を確保できるか、そして鋼材やプラスチック、日焼け止めの成分などの原料費の上昇を価格に反映できるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $3.8B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.6B(41%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
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