
EPSN
Epsilon Energy一つの産地を掘り続けるのではなく、産地そのものを毎年入れ替える。ガスの生産と、そのガスを集める設備の持ち分の両方を握る点も、この規模の独立系では珍しい組み合わせだ。
ペンシルベニアの井戸から出る天然ガスと、そのガスを集めて送り出す集荷設備の使用料が土台にある。ワイオミング、テキサス、カナダ・アルバータにも権益を広げ、原油と液化石油ガスを上乗せしている。
2025年はオクラホマの資産売却で1,930万ドルの損失を計上し、通期でも580万ドルの純損失に沈んだ。買収した資産の統合がうまく運ばなければ、期待した増産にはつながらない。ガス価格が沈めば、散らばった産地のどこかが必ず採算割れになる。
借り入れに頼らず、手元の現金の範囲で買収と自社株買いと配当を回す。2025年11月には株式を対価にワイオミングの資産を取得し、翌12月にはオクラホマの子会社を売却して、たった2か月で資産の顔ぶれを入れ替えた。
天然ガスと原油の市況価格がまず効く。加えて、要らない資産をいくらで手放し、次の資産をいくらで仕入れるかという取引の巧拙が、この規模の会社では決算をそのまま作り変えてしまう。
この会社をどう読むか
2か月のあいだに、この会社は掘る場所をまるごと入れ替えた。2025年11月にワイオミングの資産を株式で買い取り、12月にはオクラホマの子会社を手放している。
その売却では1,930万ドルの損失を計上し、通期の損益も赤字に沈んだ。それでも生産量を素直に積み増すのではなく、どの産地に張るかを毎年見直す。資源価格の波に振り回されやすい小さな会社の、これが生き方になっている。
バランスシート (要約)
資産 $228M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $125M(55%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
- 現金・現金同等物$9M
- 他の流動資産$24M
- 固定資産$196M
- 流動負債$25M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $52M
- 売上成長率
- 63.7%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- −20.4%
- 純利益率
- −11.2%
- ROE
- −4.6%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $21M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- 40.0%
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
- 配当総額(年間)
- $6M
- 配当性向
- —
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