ERNA
Ernexa Therapeutics患者から取った細胞を加工するのではなく、iPS細胞から均一な細胞をあらかじめ作り置きする設計。がん向けのERNA-101と自己免疫向けのERNA-201で、同じ細胞に出させるサイトカインだけを替えている。
承認薬も売上もなく、いまは研究開発費を出し続けるだけの段階にある。技術の土台はFactor Bioscienceから受けた独占実施権で、収入はいずれ提携か導出の対価から入ることになる。
自己資本は2025年末で$2.4Mまで細り、2026年2月の増資でつないだ。開発費が途切れれば申請そのものが止まり、Nasdaqの上場維持基準も同時に問題として浮上する。
人と資金をERNA-101の申請準備に寄せ、関節リウマチなど自己免疫向けは後ろに置いている。研究助成や提携で、株式を薄めずに済む資金を取りにいく動きも並行している。
主候補ERNA-101が2026年中に治験開始の申請へ進み、その年の後半に第1相へ入れるかが当面の関門。動物で見えた腫瘍への集まりやすさが人でも同じように働くかは、まだ誰も確かめていない。
この会社をどう読むか
Ernexa Therapeuticsの主候補ERNA-101は、まだ一人の患者にも投与されていない。
iPS細胞から作った間葉系幹細胞が腫瘍に集まる性質を使い、免疫を立ち上げるIL-7とIL-15を腫瘍の内側で出させる設計になっている。最初の標的は白金製剤が効かなくなった卵巣がんで、MDアンダーソンがんセンターとの動物実験では生存期間の延長が出た。2025年後半にFDAとの事前協議を終えた段階であり、申請と第1相入りに届くまでの資金をどう手当てするかが目先の問題になる。
バランスシート (要約)
資産 $6M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $2M(41%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
- 現金・現金同等物$2M
- 他の流動資産$1M
- 固定資産$3M
- 流動負債$3M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- −586.6%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$7M
- フリーCF
- −$7M
- 営業CFマージン
- —
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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