ESCA
Escalade前身は1922年創業の靴メーカーと1927年創業の弓具メーカーで、1973年に一つになった。以来、買収でブランドを足し、合わなくなった事業を切る入れ替えを50年続けている。
ベア・アーチェリーやスティガ、ゴアリラといったブランドの製品を、量販店や専門店、ネット通販に卸す。卓球台と据置型のバスケットゴール、そして弓の三つで強い地位を持つ。
流行の熱が冷めると、そのブランドの棚がまるごと動かなくなる。2025年は1社で売上の19%、次の1社で11%を占めており、大口が発注を絞るだけで数字が傾く。
四半期配当を続けながら、ブランドの買い足しと整理を淡々と回す。1970年代に靴と玩具、2014年に文具と印刷関連を手放し、いまはスポーツ用品だけに絞っている。
家庭が余暇にいくら使うかと、ピックルボールのような流行がどれだけ続くかで売れ行きが変わる。製品と部材の多くをメキシコ、ブラジル、中国、ベトナムから調達しており、関税と輸送費の影響も受ける。
この会社をどう読むか
卓球台のスティガ、弓のベア・アーチェリー、バスケットゴールのゴアリラ。エスカレードの棚に並ぶブランドは、そのほとんどが買ってきたものだ。会社の出発点そのものも合併で、1922年創業の靴メーカー、ウィリアムズ社が、1927年創業のインディアン・アーチェリー社を1973年に取り込んで生まれた。
靴と玩具は1970年代に、文具と印刷関連は2014年に手放し、いまはスポーツ用品だけが残った。買い足しで品目を増やす一方、売り先はむしろ絞られており、2025年は上位2社で売上の3割を占める。流行りものの熱と、大口の発注量。この二つが数字を大きく揺らす。
バランスシート (要約)
資産 $222M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $173M(78%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
- 現金・現金同等物$12M
- 他の流動資産$119M
- 固定資産$92M
- 流動負債$30M
- 長期借入金$11M
- 短期借入金$7M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $240M
- 売上成長率
- −4.5%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 7.8%
- 純利益率
- 5.7%
- ROE
- 7.9%
- ROIC
- 7.7%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $31M
- フリーCF
- $29M
- 営業CFマージン
- 12.9%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $8M
- 配当性向
- 60.4%
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