景気敏感な事業で、配当も出す会社
航空ろ過、電波試験、電力網点検という、それぞれ専門性が高く競合の限られた分野に絞り込み、しっかりした地位を持つ製品を束ねる点が強み。専門性ゆえ価格競争に巻き込まれにくく、高い利益率を得やすい。航空機や電力網の更新という長期の需要を取り込め、的を絞った産業機器の集合体として稼ぐ立ち位置にいる。
航空機やエンジン向けのろ過・流体制御の装置、電波の影響を試験する設備や電磁波を遮へいする製品、電力会社向けに送電網を点検・診断する機器など、専門分野に絞った産業用機器の販売が収益の柱。それぞれの分野でしっかりした地位を持つ製品を、買収で組み合わせてきた。専門性の高い機器を、的を絞った市場に供給して稼ぐ構造になっている。
景気後退や航空機生産の停滞で、各分野の設備投資が絞られると、機器の販売が落ち込む。特定の分野の需要が偏って冷えると、その分野向けが鈍る。原材料費の上昇を価格に転嫁しきれない局面や、買収に頼った成長の一服、案件の獲得競争も、収益の重しになりうる。分野ごとの需要の波に業績が左右される。
配当を出しつつ、専門性の高い分野への集中と、買収による事業拡大、利益率の向上に力を入れる経営。競合の限られた専門分野を選んで束ね、航空や電力網の更新という需要を取り込みながら、高い利益率を保ち、買収で着実に成長して稼ぐ方針が特徴になっている。
航空・防衛、電力、産業の設備投資と、各分野の需要に依存する。航空機の生産が活発でろ過装置の需要が伸びるか、電力網の更新で点検機器が売れるか、電波の試験需要を取り込めるか、そして技術で他社に差をつけ高い利益率を保てるかが、業績を左右する大きな前提になる。複数分野の需要が収益を支える。
資産 $2.4B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.5B(64%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
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