Energy Transfer は、天然ガスや石油を、パイプや貯蔵、輸出の拠点で全米にわたって運び貯める、米国最大級の中流の会社だ。
最大の特徴は、天然ガスや石油、製品、輸出まで幅広く束ねた総合の中流の事業を、次々と同業を買収して全米最大級に育て、創業家が支配しつつ高い利回りで分配する点にある。一方で石油や天然ガスの相場が急落し生産が絞られるとパイプを流れる量が減ることが弱点で、輸出の拠点の建設の遅れ、買収で膨らむ借金、同業との競争や環境の反対、創業家への権限の集中と後継の不安も弱みになる。ET を読むときは、石油やガスの生産量と輸出、買収の統合を軸に見るとよい。