まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
効くかどうか分からない新薬に研究費を投じる代わりに、すでに市場が証明した成分を買い、子どもが飲める形に作り替えて売る。開発の当たり外れを避けたぶん、伸びる速さは次にどの権利を取れるかで決まる。
自社で新薬を発見するのではなく、既承認薬の販売権を買い取るか、既存の有効成分を子どもでも飲みやすい剤形(スプリンクル剤、液剤)に作り替えて売る。副腎不全治療薬のALKINDI SPRINKLEやKHINDIVIはこの作り替えの典型で、錠剤を割ったり砕いたりできない小児患者向けに設計されている。
対象患者が500人未満の疾患もあり、1製品あたりの市場規模がそもそも小さい。他社も同じ希少疾患の権利を狙って買収競争になりやすく、有望な権利を取り逃せば成長の種が細る。自社創薬ではないため、パイプラインの厚みは買収の巧拙に左右される。
手元の資金は還元に回さず、既承認薬の権利取得と小児向けの剤形改良に集中投下する。Eton Cares という患者支援プログラムを自前で運営し、少数の医師と患者に密着する営業スタイルを取る。
小児内分泌科医など専門医が処方を続けるかと、希少疾患向けの薬価と保険償還が維持されるかに懸かる。尿崩症向けのET-600を筆頭に、後期開発中の5候補が商業化まで到達するかどうかが次の伸びしろを決める。
資産 $92M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $26M(28%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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