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強み

現場でサービスを提供する中小企業という、巨大なソフト会社が手薄な層に向けて、業界ごとに特化したソフトを多数束ねた幅広さが最大の強み。ソフトに決済を組み込むことで、利用料に加えて取引の手数料も得る。買収で業界を埋めていく手法で、中小サービス業の業務基盤を広く押さえる立ち位置にいる。

成長ドライバー

害虫駆除や空調、配管、診療所、美容といった現場でサービスを提供する中小企業に向けた、予約や顧客管理、請求の業務ソフトを月額で提供するのが収益の柱。これらの業界に特化したソフトを多数買収で束ねている。さらに、ソフトに決済の機能を組み込み、客からの支払いを処理する手数料も得る。利用する中小企業が増え、決済が広がるほど稼げる構造になっている。

リスク

景気後退で中小企業がソフトの支出を絞れば、契約の伸びが鈍る。特定の業界に強い特化型の競合が現れれば、シェアを奪われる。決済の手数料は、大手の決済会社との価格競争にさらされる。買収を重ねた借金の負担も重い。出資する投資ファンドが保有株を売り出せば、需給の重しになる。

経営の癖

配当を出さず、現金を業務ソフトの買収と決済の組み込みに充てる経営。創業者が主導し、買収で業界を埋めつつ利益率の改善を進める。決済の利用を広げて取引の手数料を厚くし、投資ファンドの保有株の売却にも向き合う方針が特徴になっている。

読みの軸

中小企業のソフト採用と、決済の浸透、買収の統合に依存する。現場系の中小企業が業務ソフトを使い続けるか、ソフトに組み込んだ決済の利用が広がるか、買収した多数のソフトをうまく束ねられるか、そして特化型の同業や巨大なソフト会社との競争に耐えられるかが、業績を左右する大きな前提になる。

バランスシート (要約)

資産 $1.4B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $717M(52%)。

財務状態スコア
A+非常に健全

借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準

資産 (合計)
$1.4B前期比 −3.5%
2,027位 / 4,281社
  • 現金・現金同等物$130M
  • 他の流動資産$83M
  • 固定資産$1.2B
負債 (合計)
$655M前期比 −2.3%
2,055位 / 4,239社
  • 流動負債$101M
  • 長期借入金$518M
  • 短期借入金$6M
純資産
$717M前期比 −4.5%
1,624位 / 4,239社
自己資本比率の推移
2021
59%
2022
57%
2023
54%
2024
53%
2025
52%

この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。

収益性 (TTM)

売上高
$589M
1,836位 / 3,391社
売上成長率
4.8%
粗利率
—
営業利益率
10.1%
純利益率
3.0%
ROE
2.5%
ROIC
3.8%
売上の5年推移

キャッシュフロー (TTM)

営業CF
$111M
1,673位 / 4,104社
フリーCF
$109M
1,223位 / 3,300社
営業CFマージン
18.9%
現金燃焼
なし(CFは流入)
フリーCFの5年推移

配当

無配

配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。

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文・sodate 編集部最終更新 出典: SEC EDGAR — EverCommerce の提出書類
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