まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
MRGPRX2は肥満細胞と知覚神経の両方にある受容体で、そこを一つの薬で押さえる臨床開発は他にないと会社は説明する。2025年5月の第2相速報では、27人の観察対象のうち7割が4週間で改善を示した。
承認薬はまだなく、売上は立っていない。中核のEVO756はMRGPRX2という受容体を塞ぐ経口薬で、会社としての当面の標的は慢性の蕁麻疹とアトピー性皮膚炎、潰瘍性大腸炎に置かれている。
後期試験で期待どおりの結果が出なければ、開発は振り出しに戻る。蕁麻疹とアトピー性皮膚炎には注射薬の競合が並び、資金を集めるたびに株式は薄まる。
資金の大半はEVO756とEVO301という二つの候補薬の試験に向かう。結果が出るまでの運転資金は、増資や提携でつなぐことになる。
後期の試験でEVO756が効果と安全性を示し続けられるかに、会社の価値がほぼ全て懸かる。承認までの数年を増資や提携で持ちこたえられなければ、結果を見る前に力尽きる。
資産 $225M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $206M(91%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年未満分
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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